転職を繰り返さないために!転職に失敗しやすいのはどんな医師?
医師の転職
2023.03.30
近年、医療業界では医局に入局しないなど、医師自身が所属先の病院を選択してキャリア形成を行うケースも多くなっています。
転職が活発になる一方で、職場選びに失敗し何度も勤務先を変える医師や、キャリア形成に失敗してしまう医師もいるようです。
そこで今回は、何度も転職に失敗するとどのような影響があるのか、また失敗を繰り返してしまうのはどんなケースかについて考えてみましょう。
転職回数は医師の評価に影響する?
医師の転職回数が直接採用の合否を決めることはありませんが、採用担当者への印象を左右する可能性は考えられます。
スキルアップや経験を積むためといったような、自身のキャリア形成に必要な転職であれば回数を気にすることはないでしょう。
過去の転職理由を尋ねられたとしても、自己研鑽のための転職であることが伝われば、むしろ経験豊富な医師として積極的な採用につながります。
しかし勤務条件に対する不満や、人間関係のストレスなどが原因で転職を繰り返している場合、伝え方に失敗すると協調性に欠ける人物と思われたり、仕事に対する意識が低いと判断されたりすることもあります。
一般的な医師の転職回数
近年ではフリーランスや非常勤をメインとして働く医師も多いため、2〜3回職場を変えることは一般的で、5回という医師も珍しくないようです。では採用側がどのような点に注目するかというと、回数や退職の理由はもちろんですが、最も重要な点は勤続年数です。
例えば10年間で3回変わるのと2〜3年で3回変わるのとでは、後者は1年経たないうちに退職していることになります。
もちろん前者であっても、いずれかの勤務期間が明らかに短い場合などは、採用担当者に理由を尋ねられるケースが多いでしょう。
転職を繰り返してしまう医師の特徴
何度も転職に失敗している場合、職場の選び方とは別のところに失敗の原因があるかもしれません。
ここでは、転職に何度も失敗してしまう医師の特徴を3つご紹介します。
医師側に問題がある場合
職場が理由で何度も勤務先を変えている医師は、単純に職場選びに失敗しているというだけではない可能性があります。
例えば病院側は高い報酬を支払っていますが、それを当然のこととして考えてしまうと仕事への貢献意識が低くなり、不満を抱きやすくなります。
また帰属意識が低い場合も、結果的に転職の失敗を招いてしまいます。昨今の医療業界ではチーム医療を主としているため、上司や医師同士はもちろん、さまざまな医療関係者との関係を良好に保つことも、転職を失敗させないための重要な要素となるのです。
自己分析不足
同じように医師免許を持っていても、家庭の状況や医師としての能力・特性によって合う働き方はそれぞれ異なるものです。
働き方が合っていないと仕事をストレスに感じるばかりか、周りとのコミュニケーションがうまく取れないなど、人間関係に影響を及ぼすことも考えられます。それらが結果的に職場への不満や人間関係の悪化を招き、転職に何度も失敗する原因に繋がっていると言えるでしょう。
また医師としてのキャリアプランが明確でなかったり、目指す医師像が曖昧なままだったりすることも、自身の働き方が定まらない要因の1つです。
転職先の探し方が合っていない
例えば医師の転職では知人などの紹介も一般的ですが、人からの誘いを断ったり交渉したりするのが苦手な場合、あまりおすすめの方法とは言えません。
医師向けの転職サイトを利用するケースでは、エージェントに相談しながら進めるタイプと、自身で情報収集して直接交渉するタイプがあります。エージェントを活用する場合、サイトによってそれぞれ強みや特徴が異なるため、どの転職サイトが合っているかは医師のタイプによるでしょう。
エージェント活用の際は、複数のサイトに登録するなど、多方面から情報を得られるようにすると失敗しにくくなります。
転職に失敗しないために
転職の失敗を防ぐために、まずは自己分析をしっかり行いましょう。どんな医師になりたいのか、将来的にどのようなキャリアを積んでおけばいいのかがはっきりしていると、必要な経験やスキルがわかるため、働き方に対する指針を立てやすくなります。
次に、働き方の希望を叶えるために自分は職場にどんな貢献ができるのか、妥協できるポイントがないかを考えておきましょう。
勤務条件を明確にするだけでなく、交渉時のアピールやすり合わせの際に役立ちます。
最後に、転職サイトやエージェントからの情報はもちろん、実際に勤務先の病院を見学したり話を聞いたりして、細かい情報までしっかりと収集しましょう。現場の状況を知ることで病院のニーズを把握できるため、転職の失敗を防ぐことに繋がります。
まとめ
転職の失敗を防ぐためには、失敗につながる要因を1つずつ潰していくことが大切です。
また、何か不満や問題が発生した際は見方を変えてみるなど、退職以外の解決方法を模索してみることも、失敗に終わらせない方法の1つではないでしょうか。
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