【人生100年時代】定年後を見据えた転職
医師の転職
2022.12.23
人生100年時代といわれる今、定年後はどのようにして過ごすか、若いうちから考えておくことはとても重要です。
自らのキャリアプランをしっかりと考え、将来を見据えたうえで転職をすると後々のためになるのではないでしょうか。
生涯、現役医師として働き続けるのか、セカンドライフの充実を求めてリタイアをするのか、一般的に定年といわれる年齢になる前から考えておきたいものです。
定年後の医師のライフスタイルとは?
一般的には医師にも定年が設けられていますが、働き方や医療施設によって異なります。
常勤医の場合
常勤医は、勤務している病院により定年が異なります。
公務員は基本的に65歳で定年を迎えるため、国公立の病院に勤務している場合は定年で退職するのが一般的です。
民間の病院で働いている場合は、病院により規則が異なるため定年も異なるでしょう。定年の規定がある病院では退職をすることになりますが、定年を延長したり、非常勤で勤務を続けたりすることのできる病院もあります。
開業医の場合
開業医には定年がないため、いつまで働くかは自ら決めることができます。実際、70歳を超えても働き続けている方も多いです。
また体力的に難しくなってきた際には医師を雇うという選択肢もあります。自らは医院経営を中心に、自由度の高い働き方もできるでしょう。
フリーランスの医師の場合
非常勤やスポットで就業するフリーランスの医師の場合も定年はありません。そのため開業医と同様、就業先があり働くことのできる限り、働き続けることが可能です。
診療科による違い
高齢になっても現役医師として活躍することは十分可能ですが、診療科によっては難しい場合もあります。
体力的にあまり厳しくない診療科では、高齢になっても働き続ける医師が多い傾向にあります。
一方、体力や集中力を必要とされる診療科では、若いころと同じように働くことは難しくなるため、年齢が上がるとともに働き方を変える医師が多いでしょう。
そのため、内科系と外科系を比較すると、将来的に働き続けやすいのは内科系になります。
外科系では手術が必要なため、長時間の手術をできる体力や技術力が求められます。しかしながら、高齢になってもこれらを維持し続けることは非常に困難なのです。
また、緩和ケア科や精神科などでは患者の気持ちに寄り添い対応することが非常に重要になります。そのような側面を持つ診療科では、経験が豊富なシニアドクターの方が言葉に重みが増し、高齢になっても活躍している医師が多いようです。
シニアドクターにも好条件の職場とは
高齢になっても、医師として好条件で働くにはどのような勤務先を選べば良いでしょう。
介護老人保健施設
介護老人保健施設は、専門のスタッフによるリハビリテーションを通じて、入所者(要介護者)が在宅復帰できるよう支援している施設で、医師が常勤しています。
医師は入所者の健康状態のチェックや看護師・リハビリ担当者への指示を行います。ベテラン医師の求人が多く、科目不問の場合も多いため、セカンドキャリアとして検討してみるのも良いのではないでしょうか。
産業医
産業医とは、企業などにおいて労働者の健康やメンタルヘルスの管理を行う医師のことです。そのため、治療をすることはまずなく、医療施設の医師とは全く異なる働き方をします。
フルタイム勤務だけでなく、週2~3日といった働き方のできる場合もあり、自分に合った働き方をすることが可能です。
健康診断医
常勤ではなく、基本的にはスポットで働きます。
健康診断のため、治療や急性期患者への対応も必要なく、自らのペースで働くことができます。医師の年齢も問われないため、高齢になっても働きやすい職場といえるでしょう。
医師のキャリアを生かした転職
医師として働く道以外にも、医師というキャリアを生かした仕事はたくさんあります。
施設管理者
医師として現場で働くことに限界を感じた場合や、別の働き方で医療に携わりたい場合、病院長や施設管理者として働くという選択肢もあります。
病院長になるのは容易ではありませんが、施設管理者の求人は少なくないようです。
近年では、介護医療や健康促進施設などの管理責任者を募集している施設もあり、定年間近になるとその役職を打診されることもあります。
経験がとても重要になりますので、どのようなキャリアを積むかあらかじめよく考えておくと良いでしょう。
健康アドバイザー
医師の経験を生かしながらも医療現場を離れたい場合、健康アドバイザーとして活躍するという道も検討してみてはいかがでしょうか。
テレビなどでコメンテーターとして活躍したり、動画やブログなどで発信したりしている医師もいます。
まとめ
医師として完全に引退し、セカンドライフを送る方もいますが、医師は社会に求められている専門職であり、他の職業と比較しても、定年の枠を超えて長く働く方が多いようです。
生涯、現役医師として働くのか、セカンドライフの充実を求めてリタイアするのか、あらかじめ考えたうえで自らのキャリアプランを設計し、転職を検討することは非常に重要なのではないでしょうか。
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