医師の時給、相場はいくら?時給1万円は本当?
医師の転職
2022.08.27
仕事が忙しすぎてプライベートの時間がない、体調を崩してしまうかもしれないなど、勤務医として働き続けることに不安を抱える医師は少なくありません。
近年では、フリーランスとしてアルバイト(非常勤勤務)を中心に働く医師が増えたことで、アルバイト医への転職にも注目が集まっています。
そこで気になるのが、アルバイト医の時給はどれくらいが相場なのかということではないでしょうか。
今回は、医師の時給相場についてご紹介していきます。
医師の時給相場
医師の時給は、約5,000円から1万円が相場と言われています。
飲食店やコンビニなど、一般的なアルバイトの時給相場が1,000円前後であることを考えると、医師のアルバイトの時給はかなり高いと考えられます。
しかし医師という仕事は誰でもすぐにできる仕事ではありませんし、人の命に関わる仕事ということを考えると、1万円はそれほど高い金額とは言えないかもしれません。
医師の時給は、診療科目や業務内容によっても異なるため、アルバイトを探す際はきちんと募集の内容を確認する必要があります。
そこで次はアルバイトの内容別に、医師の時給相場をみていきましょう。
内容別の時給相場
医師のアルバイトは、健康診断をはじめとしてさまざまな内容の求人があります。
日勤であれば透析管理、内視鏡検査の求人もあるほか、外科や産婦人科など手術を伴う求人も少なくありません。
外来診療
外来診療の時給相場は、約8,000円から12,000円ほどが多いようです。
また診療科によってもやや異なり、専門性の高い科目や慢性的に人手が足りない科目は時給が高めになる傾向です。
例えば首都圏の場合、産婦人科や小児科では13,000円から15,000円の求人などもあります。
当直バイト
当直バイトの時給は約5,000円ほどと、金額だけ見ると他のアルバイトに比べて低いという印象です。
しかし当直の許可基準は「常態として、ほとんど労働する必要のない勤務のみ」とされており、業務内容を考えると比較的条件がよいため、医師からも人気が高いアルバイトです。
当直は昼間の日直と夜間の宿直がありますが、宿直が当直と表記されているケースが多いため注意が必要です。
ワクチン接種
ワクチン接種のアルバイト時給は、約13,000円とやや高い時給が設定されているケースが多いようです。
ただし地域によって大きく需要が異なり、首都圏や都市部以外では、大規模接種会場など医師の数が必要なケースでない限り求人がないということも考えられます。
雇用形態で時給は変わる?
アルバイト医師の雇用形態は「定期非常勤」と「スポット」がありますが、基本的には雇用形態による時給の差はあまりないようです。
医師はもともと人手が足りない仕事でもあるため、急遽その日だけ人手が必要になった場合など、スポットのほうが時給が高くなるケースもありますが、雇用形態のみで大きく金額が上がるということはないと考えてよいでしょう。
相場よりも時給が高くなるケース
急ぎの募集や、そもそも医師の数が足りていない地域など、条件によってはアルバイトの時給が相場より高くなるケースがあります。
例えば首都圏では、患者数が多くても医師の数も十分足りている病院は多くあります。
その分、首都近郊や近隣の地域では医師が足りていないこともあり、勤務地にこだわりがないのであれば、少し検索地域を広げて探してみるとよいでしょう。
また、首都圏でも新規開業のクリニックなどは高額の条件で募集をしていることもあります。金額の高いアルバイトを探している医師は参考にしてみてはいかがでしょうか。
時給は目安の1つ。総合的に検討しよう
医師のアルバイト時給は、関東など東日本では1万円が相場と考えてよいでしょう。
当直バイトのように時給が1万円より下がるケースでも、通常の業務に比べて負担の少ない仕事内容である場合が多く、相場と大きく異なることはないと考えられます。
しかし関西や中国地方などはやや低く、9,000円~8,000円代が相場ですが、やはり主要都市の方が高くなる傾向です。
このように時給の相場をみていくと、勤務医として働くよりもアルバイト医として働くほうが条件がよいと感じる医師が多いかもしれません。
勤務医とアルバイト医のどちらがいいかは、医師の生活スタイルや希望する働き方によって異なります。
収入よりもスキルアップできる環境で働きたい場合や、プライベートや健康を重視したい場合、また論文の執筆などに時間を充てたい場合などは、アルバイト医として働く方がメリットが大きいでしょう。
しかし、自分の希望に沿った求人がいつでもあるとは限らないため、アルバイト医は収入が不安定になる可能性があります。
交通費の自己負担はもちろん、国民健康保険や年金の支払い、確定申告など、勤務医とは異なる出費や手間が増えることも考えられます。
アルバイト医への転職を検討しているのであれば、あくまでも時給は目安の1つとして捉え、時給以外にどのようなメリット・デメリットがあるのかを視野に入れて総合的に考えることがおすすめです。
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