「やりがいがない…」悩んだ時は働き方を見直してみよう
医師の転職
2022.06.29
医師として日々精一杯仕事に向き合っているものの、どこかやりがいを感じられず、転職を考えたり、辞めようかと悩んだりしてはいないでしょうか。
今回は、やりがいのなさに悩んでいる医師の方へ向けて、そもそも医師としてのやりがいとは何かといったことや、やりがいを感じない原因とその解決方法についてお伝えしていきます。
医師のやりがいとは
専門とする診療科目や、臨床医・研究医の立場によっても、何にやりがいを感じるかはさまざまです。
まずは一般的に考えられる要素を、いくつかピックアップしてみましょう。
人を救うことへの使命感
たとえば医療現場の最前線で働く臨床医であれば、目の前の患者を救うことにこそやりがいを感じるかもしれません。
研究医であれば、未だ対症療法しかない病気の治療法を見つけることにやりがいを感じるでしょう。
いずれも「人を救いたい」という使命感から生まれるやりがいと言えます。
やり遂げたときの達成感
どの診療科の医師であっても、患者が元の生活を送れるようになることは何より嬉しいものです。
難しい手術が成功した時や、長年の研究が実を結んだ時などは、医師として大きなやりがいを感じるでしょう。
患者やその家族から感謝の言葉をかけられたり、喜ばしい場面に立ち会えたりすることも、医師としてのやりがいを感じる瞬間です。
高い収入を得ることができる
診療科目によっても異なりますが、医師は他の職業と比べて平均年収の高い職業です。
アルバイトでも、一般的なアルバイトの報酬よりはるかに高額のため、収入をやりがいとして医師を続ける人も少なくありません。
社会的地位を築くことができる
医療を通して人々に感謝される立場にあることが、医師としてのやりがいと感じる人もいるでしょう。
また医師としての評判を高めて、地域や医療業界で著名な立場になる事を目標にしている医師もいるかもしれません。
やりがいを感じない原因
医師がやりがいを感じなくなる原因は職場環境や人間関係などさまざまですが、大きく2つに分けることができます。
現実とのギャップがある
患者に寄り添った医療がしたいと思っても、外来の数が多すぎる職場では、1人ひとりにしっかりと時間を割くことができません。
患者やその家族から無理な要求をされたり、心無い対応をされたりといったようなトラブルを経験することもあるでしょう。
多くの患者や症例と接する中で自分の技術や知識に限界を感じたり、経験が足りないと感じたりすることで、医師としての存在意義を見失ってしまうこともあるかもしれません。
一方で、書類作成など雑務の負担が多く、スキルアップや勉強にあてる時間が取れないことで、やりがいをなくしてしまうケースもあります。
近年のコロナ禍も医師のやりがいに大きな影響を与えているようです。
医療者としての責任の重さやますます過酷になる労働環境、感染リスクに対する周囲との意識の差、無償医療の現状などが原因となり、医師の仕事にやりがいを見出せなくなっているのです。
明確なビジョンがない
家業を継ぐためであったり、他に就きたい職業がなかったりなど、漠然とした理由で医師を志す人も少なくないでしょう。
言語化できる目標がないまま働き続けるということは、医師としての仕事や自分の選択に対して「本当にこれでいいのだろうか」という疑問を抱きやすくなり、やりがいを失う原因にもなるのです。
医師としての働き方だけではありません。仕事を含めた自分の生き方そのものについても、はっきりとしたビジョンがないままでは、何に対してやりがいを感じるのかさえもわからなくなってしまうのです。
続けることでやりがいが出てくることも
現状、医師の仕事にやりがいがないと感じている場合でも、続けていくうちにやりがいを感じるようになった、というケースも少なくありません。
たとえば、経験を積み知見が深まることで、自分が目指したいことの輪郭がはっきりすることがあります。
目標が定まれば自ずとやるべきことが見えてきますし、目標に向けて邁進することは、やりがいを感じるための1つの手段と言えるでしょう。
また、職場で抱える問題が原因でやりがいを持てなくなっている場合、人間関係の変化や自分自身の立場が変わったことが、やりがいを取り戻すきっかけになる事もあります。
どちらにしても、解決の糸口を掴むためにはただ漫然と仕事を続けるのではなく、医師としての今後や仕事への向き合い方、ライフスタイルの優先順位など、常に考え続ける必要があると言えるでしょう。
働き方を見直して新たなやりがいを
今の職場でやりがいがないと感じている場合、転職するという方法もあります。
新しい環境でこれまでと違う価値観の人と関わることで、自分自身の価値観も変化していき、物事を別の視点から捉えられるようになるでしょう。
はじめにお伝えしたように、どんなことにやりがいを感じるかは、人によって異なるものです。
バリバリ働くことがやりがいという医師もいれば、患者1人ひとりとじっくり向き合ったり研鑽を積んだりできることにやりがいを感じる医師もいます。
まずは現在の働き方を見直して問題点を洗い出し、自分の中の優先順位を明確にすることが大切です。
自分のライフスタイルやワークスタイルに合った勤務先で働くことで、医師の仕事にやりがいを持ち続けることができるでしょう。
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